歩行器に錘 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->SB> くもり のち 雨


帰国してから、ショウの変化に気付いたこととして、

食欲が上げられる。学校の連絡帳にも、

給食でお替りしたと書いてあるページが多かった。



昨日の夜は、自分の分を食べ終えた後に、

パパたちのグラタンを欲しいとねだった。

(大好物だけどね (^ε^)♪ )



更に、今日の朝食では、パパの食べようとしていた、

チョコ・コッペパンを欲しいと言い出した。

チョコレートは嫌いなはず !?


チョコレートだよ!と何度言っても、

パパの腕を放そうとしないので、上げてみた。

どうせ、一口食べたら、いらないと言うだろうと

思って与えた。


ところが、もうチョッとちょうだいと言う素振り。

結局、3口も食べた。

たったの3口ではなく、 “ 3口も ” である。

どうした風の吹き回しか!?  (  ゚ ▽ ゚ ;) (^▽^*)



午後は、ショウが学校で使用する歩行器について

担任の先生と自活の先生と面談をした。


現在の歩行器は、ショウにとって負荷が軽すぎて、

スケートのようにスイスイ進んでしまい。

歩行訓練の意味が薄れているので、

改善を図る手立てを考えるためだ。


折りしも、現在使用中の歩行器が小さくなっており、

来年度は、大きな物に変えて欲しいので、

その時についでに、対策を施して欲しいと要望を出した。


行政の緊縮財政のあおりで、学校の予算も少ないので、

当然、改造費用などあるわけが無い。

もしかしたら、ショウは歩行器で

錘を引きずって歩くことなるかも?


ビジュアル的には、賛否の分かれるところではあるが、

私としては、目的を達成しているのであれば、

それはそれでありかな?と考えているのだが・・・ (;^_^A