<学校->KS>
相変わらず、寒い時にお尻を出したくないショウは、
トイレだと言うとオムツでしてしまう。
今日は、何とかトイレでさせることに成功した。
以前に、
『 オシッコの合図をするようになってきた 』 と書いたが、
KSでも、大人が分かり易いように
オシッコを伝えれるようになってきているらしい。
とても良い兆候だ。でも、どうしたのだろう、急に?
そういえば最近は、オシッコに限らず、自己の要求を
積極的に伝えようとする姿勢が随所で見受けられる。
例えば、担任の先生が持つ、ウエストポーチは、
ショウが意思を伝達しようとする時に、
重要なアイテムとなっている。
散歩に行きたい時、廊下に顔を出し、
「 どうしたの 」 と、先生が近付くと
ウエストポーチに手を伸ばす。
中に入っているカードの中から、
行き先(音楽室や中庭,食堂,etc.)が写った
写真カードを見せると、音楽室を選択したそうだ。
次に、行く手段(歩行器,車椅子,バギー)の
カードを見せたところ、歩行器を選んだそうだ。
これは、とても素晴らし事だ。
なぜなら、
“ 行動 ” だけだと、要求が伝わらないことが多く、
何とか伝えようとする手段を求めているからだ。
更に、カードの延長線は、
言葉の発声へと繋がっていて、
顎を動かそうと努力しようとする。
実際に、その兆候は現れて来ている。
何か欲求が伝わらない時に、声を発生したり、
こちらが推測して、 「 ・・・したいの 」 と尋ねると、
「 あ~ぅ 」 といったような声を出す。
だから、最近はショウと居るのが、
以前よりも楽しい