小悪魔の住む風 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れDASH!


台風接近で、日に日に風が強くなってきている。

普通ならまだまだ影響の出ない距離なのだが、

今回は、双子だからだ。


太陽の光が眩しく、思わず飛びたくなる天気だが、

嵐の前の風には、悪戯好きな小悪魔が住んでいる。

ここは欲求をグッとコントロールする必要がある。


塾生の成長を考えると、開催したいところだが、

怪我をしなければ、また次回がある。

無理はせず、中止にした。


因みに、私には欲求は無い。

(ヨーロッパでたくさん飛んできたので・・・。 (^^ゞ



帰りの飛行機は、19時発で、変更不可なので、

知人宅にお邪魔して、一日をゆっくりと過ごした。


本当は、霧島アートの森に行って、

メーヴェ 』 を見てみたかったのだが・・・、

なんと、月曜日は休館日ということが発覚して、

 ○| ̄|_ ガックリ。


出歩く気力を無くして、引き篭もる事にした。

これで、体を調整する事ができる。

(実は、まだ軽く時差ボケが残っている。)


インターネットは使わせてもらえるので、

メールチャックや今後の企画の打合せはできる。



それにしても、私のノートPCの調子が頗る悪い。

電源は入りにくいし(何回か押していると入る)、

Skype しようとしたら音声が送れない?


原因は、大凡、見当が付いているが、

部品が無いので、直しようが無い。

応急措置をして、その場を凌いだ。



飛行機は定刻通り飛んだので、

時間通りに帰宅する事ができた。

といっても、ショウはもう寝ている!


そ~っと、家に入ったのだが、

玄関でつまずいて、思わず

「 おっとっとビックリマークあせる 」 と声を出したら、ショウの部屋から、

「 きゃっきゃっきゃっ 」 と声がしてきた。


どうやら、気配を感じて起きたようだ。

そういった感覚は、とても敏感である。


ベッドに近寄って、

「ただいま! もう遅いから寝なさい! また明日」 と言うと、

自分から目を瞑って、横を向いた。