北関東2-1 思いもかけず良いコンディション | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり のち 晴れ

今年の北関東の塾は、天気予報に翻弄されてきた。

余りに悪い天気予報で延期を余儀なくされて

蓋を開けると、良い天気だったというのが続いていた。

この時期の天気は、本当に当てるのが難しい。


今週も、決して良い天気予報ではなかったが、

天気図的には良い感じではあったし、

とにかくエリアに行って見ないと分らないので、

塾を開催する事にした。



午前中は雲底が低く、とても飛べる雰囲気ではない。

新人のOさんは練習熱心で、講習会場へ向かった。

川地もOBを連れて、講習会場に向かう。


OB塾生の飛びは、随分レベルアップしたが、

テイクオフは、進歩しているとは言えない。

かといって、練習する雰囲気も無い。


講習会場に行ってみたが、

スクール生にとっては最高の環境だが、

パイロットにとっては、物足りない。


気軽に練習が出来る環境に無い事も、

上達を妨げているのだろう。



さて、お昼頃には、晴れ間が広がり、

一転して、フライト日和になった。

塾生に限らず、エリアに居たパイロットは

我先に山に上がり始めた。


高度こそ、700mそこそこがマックスだが、

充分にトレーニングできるコンディションになり、

中には、日が暮れるまで飛んでいた人も居たようだ。


夜は、久しぶりに 『 ひつじの郷 』 に泊まった。

震災以降、客足が途絶えて、大変らしいので、

応援したい気持ちからだ。



思いもかけず、良いコンディションになったので、

夜部が盛り上がったのは、言うまでも無いが、

皆さん疲れていたので、22時には就寝した。