<お仕事> のち
今年の北関東の塾は、天気予報に翻弄されてきた。
余りに悪い天気予報で延期を余儀なくされて
蓋を開けると、良い天気だったというのが続いていた。
この時期の天気は、本当に当てるのが難しい。
今週も、決して良い天気予報ではなかったが、
天気図的には良い感じではあったし、
とにかくエリアに行って見ないと分らないので、
塾を開催する事にした。
午前中は雲底が低く、とても飛べる雰囲気ではない。
新人のOさんは練習熱心で、講習会場へ向かった。
川地もOBを連れて、講習会場に向かう。
OB塾生の飛びは、随分レベルアップしたが、
テイクオフは、進歩しているとは言えない。
かといって、練習する雰囲気も無い。
講習会場に行ってみたが、
スクール生にとっては最高の環境だが、
パイロットにとっては、物足りない。
気軽に練習が出来る環境に無い事も、
上達を妨げているのだろう。
さて、お昼頃には、晴れ間が広がり、
一転して、フライト日和になった。
塾生に限らず、エリアに居たパイロットは
我先に山に上がり始めた。
高度こそ、700mそこそこがマックスだが、
充分にトレーニングできるコンディションになり、
中には、日が暮れるまで飛んでいた人も居たようだ。
夜は、久しぶりに 『 ひつじの郷 』 に泊まった。
震災以降、客足が途絶えて、大変らしいので、
応援したい気持ちからだ。
思いもかけず、良いコンディションになったので、
夜部が盛り上がったのは、言うまでも無いが、
皆さん疲れていたので、22時には就寝した。