どんどん、どんどん、何処行くの? | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->宝島> 晴れ

遅刻を改善する妙案が浮かばず、今日もプチ遅刻。


一番手っ取り早いのが、ショウを15分ぐらい

早く起こす事なのだが、そうすると

夜の食事をする時までもたないで、寝てしまう。


今でさえ食べている最中に、ウトウトしているのに・・・、

おそらく何も食べずに寝てしまうだろう!

それでは、ショウの体の為にしている事が、

かえってショウに負担を強いる事になり、

元も子もない。



今日も元気に保育施設から帰ってきた。

お風呂に入れ、食事を与えていると、ママが帰ってきた。

ママはここの所、仕事が忙しいので、

ショウが寝てから帰宅していたが、今日はチョッと早い。


ショウも寝るには少し早いので、

しまじろうを見せて上げていた。(勿論、大興奮!)



で、ワイフとショウのエピソードについて話しをしていると、

ショウは不思議な行動に出た。

ビデオはまだ途中なのに、テレビの前から離れ、

突如、廊下へ向かい始めたのだ。


初めは、 「 ママの居る台所へ行くのか? 」

と思ったが、どうやら違うらしい。

玄関へ続く廊下のドアは、寒いので閉めてあるが、

開けろと催促し始めた。 ドア\( ̄ー ̄ )  (ーー;)?


「 ショウくん、そのドア開けると寒いよ! 」

それでも、開けろというので、ドアを開けてあげると、

どんどん進んでいく?


「 どんどん、何処行くの? 」 (^^ ?

何かを叫びながら、ショウは玄関を行進して行き、

ついに、バギーのあるところまで行くと、手を掛けた。


「 これに乗るよ! 」 の合図である。

「 ショウくん、こんな夜中には散歩に行かないよ。

 それに、外はもっともっと寒いよ! 」


でもショウは、必死に何かを訴えかけている?

が、何を伝えたいのか分らない。

このままでは、風邪をひいてしまうので、

リビングに連れ戻したら、とても怒っていた。



結局、何がしたかったのか分らなかったが、

一つ心当たりがあるのは、

「 最近のショウは、登校する時にパパより先に

 玄関へ行って、バギーに乗せろと催促するのだよ!

 凄いねぇ~ 」 というワイフとの会話だ。


もしかして、その会話を聞いていて、実演したのか?