<学校->KS> のち
昨晩は、寝たのが少し遅かったので、
ショウの朝の目覚めが悪かった。それでも、
途中で挽回して、定時に学校へ送り届けれた。
学校の先生の第一声は、勿論
「 あれっ、どうしたのショウくん!! 」
既に、想像できていたので、回答も用意していた。
まあ、それ程見た目に酷いという事である。
それでも、
傷を負った金曜日に比べれば、
青あざも小さくなり、擦り剥けた部分も
目立たなくなった方である。
傷跡とは正反対に、ショウは機嫌も良く
授業を精力的に受けたそうだ。
怪我をした保育施設でも、元気に過ごしていたそうだ。
最後に気になるのは、
ショウに怪我をさせた子と再び対面した時だ。
ショウは、人の顔を覚えるのは得意中の得意。
特に、悪いイメージを持った相手の場合は、
非常に機嫌が悪くなって、怒ったり騒いだりする。
(今日は、その子はお休みらしい)
保育施設では、何かしら対策をしてくれるらしい。
良い結果を生む事を期待したい。