どうしたの? | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> くもり のち 雨

昨晩は、寝たのが少し遅かったので、

ショウの朝の目覚めが悪かった。それでも、

途中で挽回して、定時に学校へ送り届けれた。


学校の先生の第一声は、勿論

「 あれっ、どうしたのショウくん!! 」

既に、想像できていたので、回答も用意していた。

まあ、それ程見た目に酷いという事である。


それでも、

傷を負った金曜日に比べれば、

青あざも小さくなり、擦り剥けた部分も

目立たなくなった方である。



傷跡とは正反対に、ショウは機嫌も良く

授業を精力的に受けたそうだ。

怪我をした保育施設でも、元気に過ごしていたそうだ。


最後に気になるのは、

ショウに怪我をさせた子と再び対面した時だ。

ショウは、人の顔を覚えるのは得意中の得意。


特に、悪いイメージを持った相手の場合は、

非常に機嫌が悪くなって、怒ったり騒いだりする。

(今日は、その子はお休みらしい)



保育施設では、何かしら対策をしてくれるらしい。

良い結果を生む事を期待したい。