<ツアー1日目 フランス> 時々
先日、寒冷前線が通過したばかりなので雲が多い。
しかし!ヨーロッパの北西方向から
晴れ間が広がってきている!
機内から見えたアルプスは、何処も雲だらけだったが、
平野部は雲がまばらで地表が良く見えた。
その陰の様子から、雲底高度が低い事が分かった。
また、その形から、風が強くない事が想像できた。
そのままエリアに直行して飛ぶ事も出来たが、
飛び道具以外に、旅行鞄を車に満載していたので、
一旦ホテルに行って、チェックインして、
身軽になってから行く事にした。
トノン(Thonon)の近くのオルシエ(Orcier) という町の
近くにあるエリアを選択した。
北風でも飛べて、平野部に近い所である。
エリアのランディング(着陸)場に到着すると、
丁度、地元フライヤーが山に上がる所だった。
我々が到着した頃から、先に登っていたドイツチームが
飛び始め、曇っている割には上昇していた。
早速、準備を始めてもらった。
テイクオフ(離陸)場は、ほぼ無風でサイドの風。
ただ、適度の傾斜が付いた斜面なので、
テイクオフは難しくなさそうだ。
一番機、I・Aさんが、タイミングを読みテイクオフ。
Iさんは昨年の5月に入塾されたお客様で、
10年の間ほとんど飛んでいなかったらしい。
それからすると、飛び立ったタイミングは、
川地が良いなと思ったタイミングにドンピシャリ!
そこに、この一年間の著しい成長が伺い知れる。
サクッと上げていく姿を見て、他のお客様も飛び始めた。
そして、今日のメインイベント!!
奥様の初フライトです。
I・Aさんに付き添われて一緒にエリアに行かれていたのに、
I・M奥様は、一度も飛んだ事がなかったらしい。
だから、勿論、タンデム(二人乗り)は今日が初めて。
故に、今日は、I・M奥様の “ 空デビュー! ” の日です。
なんと30分以上のフライトを堪能されました。
初めてなので、エディーが気遣って、
「大丈夫ですか?」と、3度も訪ねたそうですが、
全く問題なかったそうです。
I・Aさんから常々サーマルについて聞かされていたので、
イメージはしっかりと出来ていた様で、
今日は、実感する事が出来たと喜ばれていた。
無風だったので、スタ沈というお決まりの
ハプニングはありましたが、大事には至らず、
初日のフライトを終えました。