チョコレート味 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->クラブ> くもり 時々 晴れ

今日も雨は、殆んど降らず、逆に薄日が射していた。

体調も良く、ウンチもオシッコもしっかり出たので、

今日のプールは、万全の体制で臨める。


連絡帳には、

「 うつ伏せで泳ぐのが一番楽しそうでした! 」

とあったが、余りさせたことが無かった。


浮き輪を着けてしたのだろうか? それとも、

先生が解除して、そのまま水に浮いたのだろうか?

とても気になる・・・。 (^^♪



でも、

今日のショウはプールの後のビデオタイムが

“ 始まる ” までが、一番嬉しかった様だ。


身障児をプールに入れるには、教員が複数人必要で、

児童は2班に分かれて、プールに入る。

片方の班がプールに入っている間は、

もう片方の版は、ビデオを見て過ごすのだ。


テレビとビデオがセットで出てくれば、

ショウが想像するものは、ただ一つ!!

でも、しまじろうではなく、お母さんと一緒だったそうだ。


ビデオの最初は大騒ぎでしたが、

その後は落ち着いて見ていました。

というコメントから、ショウの気持ちの乱高下と

リアクションが、大よそ想像がついた。



午後は、療育施設のOB会へ出席。

今日のテーマは、調理。クレープ作りだ。


大好物のバナナは入っているものの、

口解けしない生地、生クリーム、

そして、苦手なチョコクリーム。


食べるかどうか心配だったが、

迎えに行くと、パクパク食べていた!?

「 あれ?チョコレート食べれるじゃないか!」 というと、

「 別に平気だよ・・・ 」 といった顔をしていた。

  (  ゚ ▽ ゚ ;)  ヾ(´ー` )  



チョコレート味が嫌いというのは、

親の思い込みだったのだろうか?

いやその様な事は無いはず。


帰宅したワイフに伝えると、やはり驚いた。

過去に何度食べさせても、食べないで、

口の周りや服がベトベトになったのだ。


それとも、ショウの好みや味覚が変わったのか?

次回、家でもチョコレート味に挑戦してみよう。