翔の進歩73 空気を読む | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->KS> 雨

随分暑くなってきたお陰で、脱水症状気味になり、

ウンチが出にくくなり便秘がちになる。

そして、昨日の様に体温が高めになる。


ショウは益々活発で元気なのだが・・・。 (^^;ゞ



学校は、社会生活を身につけさせる良い機会だ。

家と違い、学校では、当然、集団生活となる。


スケジュールに合わせて、体育館へ行ったり、

食事をしたり、散歩に出かけたり、休憩を取る。

常に一緒に他の人と生活リズムを合わせる。


そう、 『 空気を読む 』 力を養うのだ。



教室から移動するので、皆が車椅子に乗り始めると、

自分の車椅子の所まで這って行って、タッチしたそうだ。

「 ボクのはこれだよ!これに座らせて!」

 (*゜▽゜ノノ゛車椅子


今度は、給食の時間に、

「 ご飯の時間ですよ! 」 と、声がかかったら、

これまた、車椅子の所まで行って、タッチしたそうだ。

「 給食センターに行くんだよね!これに座らせて!」

 ♪(*^ ・^)ノ車椅子



先生たちの会話を理解したり、

掛け声から、次に何をするのか連想できないと、

出来ない行動だ。


しかも、沢山ある車椅子の中から、

自分の車椅子を見つけ出すとは!

(タッチした後は、自慢げな顔をしていたらしい)

  ( ゚ ▽ ゚ ;)  (^~^)



それもそのはず、車椅子は生徒の数だけあるし、

予備の物もあるので、数十台が廊下に並んでいて、

ショウの車椅子を見つけるのに、私でも戸惑う。


丁度、駅の駐輪場に置いた

自分の自転車を見つける時のような感じだ。


ショウはもしかしたら、

トランプの神経衰弱が得意かも?

今度やってみよう!!