XCキャンプ02 フライトシミュレーションと下見 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 雨 のち 晴れ DASH!

前日夜、テレビのニュースでは、

西日本における暴風雨の被害が報道されていた。

その前線が深夜から早朝にかけて通過した。


台風かと思うほど、凄い爆風だった。

実際に、被害も出たようだ。



こんな日に、勿論飛ぶはずもなく、明日に備えて

午前は講義と午後はXCコースの下見をする事にした。


最近は、本当に便利になった。

過去の大会や個人のフライトログがインターネット上に

公開されているからだ。


ログを見れば、何処で上げなおしたのか?

通ったコースはどの辺なのか?

知る事ができる。


更に、Google Earth (グーグルアース) を使えば、

よりリアルにフライトコースを再現できるし、

サーマル源を上空から知る事ができる。


以前は、鳥人の帰着を待ち、

その武勇伝説に耳を傾け、必死に

イマジネーションを120%働かせたものだった・・・。

コースの下見も車で行ける所なら、何処へでも行った。


知人の中には、

XCルート上の山にわざわざ登った人もいる。

今回、塾生のXCへの取り組みに

温度差があることが気になった。


XCは、

長距離を飛んだ時に大きな達成感を得られる半面

管理されたエリアで飛ぶのと違い、

大きな危険と隣り合わせである。


私は、塾生のリスク認識が甘いと感じた。

これから、いよいよ本番に入って行くが、大丈夫だろうか?

心配だ・・・。 (ーー;)