<お仕事> のち
前日夜、テレビのニュースでは、
西日本における暴風雨の被害が報道されていた。
その前線が深夜から早朝にかけて通過した。
台風かと思うほど、凄い爆風だった。
実際に、被害も出たようだ。
こんな日に、勿論飛ぶはずもなく、明日に備えて
午前は講義と午後はXCコースの下見をする事にした。
最近は、本当に便利になった。
過去の大会や個人のフライトログがインターネット上に
公開されているからだ。
ログを見れば、何処で上げなおしたのか?
通ったコースはどの辺なのか?
知る事ができる。
更に、Google Earth (グーグルアース) を使えば、
よりリアルにフライトコースを再現できるし、
サーマル源を上空から知る事ができる。
以前は、鳥人の帰着を待ち、
その武勇伝説に耳を傾け、必死に
イマジネーションを120%働かせたものだった・・・。
コースの下見も車で行ける所なら、何処へでも行った。
知人の中には、
XCルート上の山にわざわざ登った人もいる。
今回、塾生のXCへの取り組みに
温度差があることが気になった。
XCは、
長距離を飛んだ時に大きな達成感を得られる半面
管理されたエリアで飛ぶのと違い、
大きな危険と隣り合わせである。
私は、塾生のリスク認識が甘いと感じた。
これから、いよいよ本番に入って行くが、大丈夫だろうか?
心配だ・・・。 (ーー;)