丹沢川地塾3-2 トレーニングの仕方 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

昨日とは正反対に、渋いコンディションになりそうだ。

といっても、丹沢の場合、トップアウトは可能。

曇っていても、2~3m/sのサーマルは存在する。


そう、丹沢の場合

このコンディションで、 “ 渋い ” のだ。



丹沢の場合、安易に近付くと危険な空域がある。

そこで、入会して1年は、リミッターが設けられていて、

比較的安全な空域以外は飛行禁止なのだ。



前半は、リミッター解除の塾生を連れて湾外に出た。

外出できない塾生に、ルートを見せるという意味もある。


後半は、湾内に生き残っていた塾生と

サーマルを乗り継ぐトレーニングをした。


丹沢の本体から随分離れているので、

グランドサーマルと言ってもよく、

サーマルを乗り継ぐ良いトレーニングになる。


実は、丹沢出身の多くのパイロットが、

XCで活躍しているのは、こういった環境があるからだ。


前日とは、全く違う飛び方をしなければならないので、

良いトレーニングになった。



午後は、

丹沢攻略と今日の湾外ルートの説明、

危険&注意箇所を説明した。

そして、トレーニング方法も!!


来シーズン、今制限を受けている塾生が

リミッター解除になった時が楽しみだ。