エレベーターにご用心 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<学校->宝島> くもり 時々 晴れ

今日の読売新聞の朝刊に

『 新型インフル ヘルパーの苦慮 』

という、介護施設の記事があった。


ショウの学校も他人事ではない。

普通の学校に比べて、

養護学校は、生徒と教師の距離が近い。

必ず介助が必要だからだ。


加えて、

体に疾患を抱えている児童が多いので、

新型インフルエンザの感染は重症化し易い。


蔓延を防ぐため、先生は常時マスクをしている。

私も、人ごみに行く時(買物,銀行,etc.)には、

マスクをするようにしています。


更に、児童本人ではなく、

保護者や兄弟で感染の “ 疑い ” があっただけで

登校してはならない。(本当に命に関わるので)



マンションでも、子供がインフルエンザに

感染したと立ち話をするママさんや

日中に子供が額にデコピタ貼って、

気だるそうに歩いているのを見かける。

(病院から帰ってきたようだ。)


ふと以前に、東南アジアで流行った

SARS(サーズウイルス)の感染ルートの一つが、

エレベータのボタンだったのを思い出した。


帰宅したら、手洗い,うがいもしっかりしないと!



そんなパパの心配を他所に、

インフルエンザの脅威を知らないショウは

エレベータのボタンを押したがって手を伸ばし、

その手で、口をゴシゴシ擦る。

(抜けかけた歯がムズ痒いらしい。)


「 止めなさい! 」  (*゚o゚)ヘ ヾ(▼Д▼;)

思わず大きな声がエレベータ内に木霊する。


「 頼むから、あちらこちらを触れないで! 」

「 ゴシゴシは、家に帰って手洗いの後にして! 」

何のことか分からないショウは、

ますますふざけて、ゴシゴシしようとする。


早く予防接種の順番来ないかな・・・。



P.S.

先日、ワイフが病院の待合室にいた所、

「家の子、インフルエンザみたいなんです」

と血相を変えた母親が入って来たらしい。


その母親は、マスクをしていたのだが、

その子供(中学生ぐらい)は

マスクをしていなかったらしい。  (@ヘ@;)


待合室にいた全員が凍りついたのは言うまでもない。

無論、母親は全員からの冷たい視線など

気づかなかったようだ。