体験ヘルプ パラ体験2日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ 時々 くもり

今日は、最高のコンディションであることは、

パイロットであれば、予測できる日だ。

当然ながら、テイクオフ(離陸)場は大混雑した。


更に、

寒気による北風が朝になっても止まず、

フライトしたパイロット達を苦しめていた。


今日のタンデムの予約は50名以上。

その内、川地の知り合いだけで約20名だ。


当然、川地はタンデムのパイロットとして手伝う。

そのために来たのだから。  v(^-^)v



と、最初は威勢が良かったが、

3名と飛んだ所で、ラフな風に精神的に疲れ、

6名と飛んだ所で、何人飛んだか数えなくなった。


それ以降は、

ランナーズ・ハイ状態で覚えていません。

普段なら、可愛いお姉さんがパッセンジャー

(搭乗者)として来ると喜ぶのだが、

ここまで来ると、もうどうでもよくなる。



日没間際まで飛んで、

何とか予約全員を終えることが出来た。


精神的に疲れた一日だ。

えっ?どうして、肉体的じゃないかと?


お客様を乗せて飛ぶということは、

精神的なプレッシャーが大きく圧し掛かるのだ。