退院だ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<病院28日目> 晴れ

午前中に院内学級、午後にリハビリ、

合間を縫って、車椅子のトレーニングをした。

そして、退院だ。


これまで2回(18日,23日)にわたり、

車椅子の上達ぶりの報告をしたが、

現在は、連続して車輪を回すことまで覚えている。



長かった入院生活!

いや、短いほうかも?

病室には、まだまだ入院が続く子供たちが居る。

退院まで3ヶ月以上かかる子も居る。

何人もの友達が退院して行くのを見送ったそうだ。

ショウが居なくなると、また一つ寂しさが増すと言う。



ショウは、帰宅できる事が分かるのか?

妙にハイ・テンションだ。寂しさの欠片も無い。

残る友達に見送られ、病院を後にした。

 (;^_^) ヾ(@^▽^@)ノ   (ノω・、) (゚ーÅ) (´□`。)