院内学級は療育的 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<病院17日目> 晴れ

硬い簡易ベッドで寝ていると疲労が蓄積する。

こうなることを予想して、自宅で夜寝る時に、

翔のベッドの脇で、床に直に布団を敷き、

8月頃から体を慣らした。


しかし、

自分の身長より小さい簡易ベッドに寝るのは

疲れだけでなく、ストレスも溜まる。



今日も院内学級があった。

小学校で使っていた連絡帳を引き続き使用したが、

A4ノートの1ページにが一杯になる程、

先生はびっしりと様子を書き込んで下さる。


翔の様子が手に取るように分かるだけでなく、

授業内容も把握できる。


そこで気付いたのだが、

やっている事がとても療育に近く、

また、翔の長所を的確に捉えて、伸ばしてくれている。


常に、トライ&エラーを繰り返して、

より良い方法,方向へ修正しながら進むという、

王道をしっかりと踏まえている。



人を指導するという同じ立場の人間として、

感心させられた。


てんとう虫学級が、小学校の訪問学級でなく、

何処かのNPOが行っているサービスだったらなぁ~

遠方でも通って受けさせるのだが、残念ながら

制度上、二つの小学校には通えない・・・。  (^_^;)