ワイフが入院する日 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<自宅> くもり 時々 晴れ

ワイフが体調不良を訴えたのは、二ヶ月ほど前。


精密検査を繰り返して、

手術の必要ありと断定されたのは、

今月に入ってからだった。


手術の順番や先生の都合もあり、

来週水曜日に手術するということになった。

今日は、そのための入院の日。


実家から両親も来られた。

お母さんにワイフのサポートをお願いし、

ショウを連れて、私とお父さんは買物をした。



明日は、

塾のために朝霧に行かなければならないので、

ご飯の与え方や風呂の入れ方を

伝授しなければならない。


特に、薬の与え方は、重要だ。


ご飯は食べなくても、死にはしないし、

お腹がすけば嫌でも食べる。


しかし、

薬は飲まないと発作を起こしてしまうので、

欠かすことができない。

飲まなかった!では済まされないのだ。



入念な打ち合わせと説明をして、

リハーサルということで、

夜の分の薬を上げてもらうことにした。



ところが!

薬を忍ばせたヨーグルトを一口食べた後に、

二度と口を開かないという。

どうやら、先に苦い薬を先に与えてしまったようだ。


大人なら、先に苦い薬を飲んで、

後から美味しい物をゆっくりといただくと

考えれるかもしれない。


しかし、ショウにとっては、

ヨーグルトすべてが苦いという認識になってしまう。

したがって、二度と食べようとしないのだ。


結果として、

もう一つの苦くない薬を飲ますことができない。

水に溶けない顆粒なので、

液状の物と一緒に与えるしかない。


(勿論、これらの事は打ち合わせで何度も説明した)



そう、

ショウの介助を、丸一日、人に任せられないのは、

一番ネックになる、この薬の問題があるからだ。



明日の朝が心配だ。  (ーー;)

早朝から朝霧に行くために、

朝食の時に川地は家に居ない。




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