北海道ツアーB 晴れてはいた | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事 1日目> 晴れ

先週同様、金曜日早朝に出発して、

日曜日最終便で帰着するハードな日程だ。

今週末は、3日間とも晴れ予報だ。


到着した時から快晴で、お客様のテンションもアップアップ

今回のメンバーは年配の方が多い。

最初から気合を入れすぎて、バテなければ良いが・・・。


先週のツアーで変える時、レンタカー会社に、

「 “ 日産マーチ ” は勘弁して欲しい。」

「 トランクルームが大きい車を用意してください 」 と、

お願いしておいたら、一つ上のクラスを用意してくれて、

キャノピーバッグが2つ余裕で後に積載できた。


それでも、お客様は小さいと言われていたが・・・。

人の欲求は尽きる事がありませんね。 (^_^;)ゞ



さて、今回は九州からの参加者も居て、

前日の夕方に札幌入りをしているので、

その方を拾ってから、エリアに向かう。


強風の予報もあったが、飛べるかもしれないので、

ピックアップ後に、高速道路を使ってエリアに急行。



丁度良い時刻(11:00頃)に到着した。

空は青く、所々雲が有る程度。


しかし!!

何だか、風が怪しい?


南西風の予報、

で、エリアは?

どう見ても南風?



そう、カムイ(神居)のエリアは、全体が南西風の時に、

エリアの南にある大きな山の影響を受けて、

西風になるか、南風になるか、微妙なのだ。


西風は正面の風だが、南風となった時には、

山の場の風は、サイドフォローになる。

そして、テイクオフ(離陸)場は、

“ 騙しのアゲンスト(正面風) ” が入る。


これが、分からず、目の前のアゲンストだけを見て、

テイクオフ(離陸)すると、とても怖い目にあうだろう。



飛ぶのは止めましょう!の一言で片付けても良いが、

それでは、川地が止めろと言ったから、飛ばなかった。

ということになり、学習した事にならない。

もし、止める人が居なかったら、飛んでしまうだろう。



というわけで、私がダミーで、最初に出ることにした。

機体の動きを見れば、こんな風の時は飛んではいけないと

分かるだろうと思ったからだ。


勿論、川地も余裕が有るわけではない。

かなりリスク(危険)の高いフライトになる。

本当に100%ダメなら、飛ぶとは言わない。


で、飛んで見せた。

やはり、かなりきわどい。

殆どの人がそれを見て、広げた機体を畳んだ。


それでも、飛ぼうとした人が居たようだが・・・。

(私の機体の動きを見ていなかったのかなぁ?

 体張って教えているつもりなんだけど・・・ (ーー;) )



その後は、『旭山動物園』に行くチームと

札幌に帰ってくつろぐチームに分かれた。


川地は、 『 旭山動物園 』 を案内した。


動物園の手前に有料駐車場がたくさん有るのだが、

実は、動物園には “ 無料駐車場 ” が完備されている。

行かれる方は、事前に場所を調査されたし。


2年前に言った時よりも、設備が増えていたので、

二回目だったが見所はあった。

しかも閉園2時間前ということもあって、行列は無い。

(それでも、入園者数は多かったが・・・。)



夜部はツアーAで行った、 『 札幌ビール園

流石に年配者が多いので、食べ放題にはしなかったが、

飲み放題で大いに盛り上がった。


明日は、間違いなく飛べるだろう。