北関東川地塾1-1 体験会&第一回 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり のち 晴れ

いきなり入塾しませんか?というのは、

誰しも及腰になるものだ。

そこで、毎年、この時期に体験会を開催する。


今日は、北関東の体験会である。

だから、塾に興味を持って頂いた方を対象に開催する。

勿論、入ろうと決意して頂いた方もOKだ。



幸い天気予報は午前中は曇り、午後は晴れである。

低く垂れ込めた雲が間違いないことを物語っている。


しかし、受講生の中には落ち着かない方もいる。

どうやら、こんな曇天の時でも、

とりあえず、一本飛んでおこうと思うタイプのようだ。



これは、二つの見方ができる。

<ネガティブな要素>

コンディションを読まず飛んでいるので、

見極める力が身に付かない。

マインドコントロールが出来ていない。


<ポジティブな要素>

厳しい条件下でも上げようと努力するので、

粘り強くなるし、サーマルを探す能力もアップする。

向上心が強く、メキメキと力を付けるタイプ。



そして、

ネガティブな要素も裏を返せば上達のポイントになる。

つまり、直ぐに飛ばないように待ったをかける事で、

これらを克服し、プラスにできるのだ。



コンディションが好転する兆しが見え始めたので、

全員に上がってもらった。川地は、飛びを観察するために、

ランディング(着陸)場で待機することにした。


テイクオフ(離陸)場が非常に混雑していたらしく、

お客様が飛び出したのは、ランディング場を出発してから

2時間以上が経過していた。


コンディションは、既に終わりを告げており、

心配した通り、ブッ飛びで終えた。

表情には悔しさがにじみ出ていた。



今回参加者の方々は、テイクオフを送らした理由を

この体験会で理解して頂けただろうか?

心配だ!  (ーー;)ゞ