<お仕事> 時々
前日は快晴でお昼過ぎ頃から飛べたらしい。
が、風が怪しかったらしい。
塾生との多数決で、中止にして正解だった。
前夜、そして朝の天気予報では、
雲底高度は、なんと、2800mになっていた?
どうも、眉唾物だ。
さて、現実。
エリアは雲が多い。しかも、雲底が低い、異常に・・・。
まるで夏の朝霧を見ているようだ。
2800mの予報に合わせて、
ゴージャスな “ 松 ” 周遊コースを妄想して臨んだが、
直ぐに “ 梅 ” にする決断をした。
午前中は何とか稜線を確認できる高度だった雲底が、
正午頃には、すっかり隠してしまった。
こうなってくると、必然的に前山は大混雑!!
超危険空域へと変貌する。
川地は南尾根に谷渡りをするように塾生に伝えた。
すると、
今度は、南尾根までが前山の如く混み始めた。
川地は、更に田貫湖の尾根にも渡るように指示を出した。
とにかく分散させないと危険だからだ。
そうこうしている最中にも、
大きな空中接触が前山で二回も発生した。
雲は多く、雲底も低かったのが、
意外に上昇風は多く、天子まで行けた。
フライトは出来たが、
塾としては実りの多いフライトとは言えない一日となった。