<お仕事>
今日もスッキリ晴れ渡って、風向きも悪くない。
昨日のフライトで自信をつけたのか?
塾生の目も輝いている。
しかし、朝のミーティングでは昨日と逆のことを言った。
今日は、忍耐のフライトが要求されます。
昨日の負組が有利となるコンディションになるでしょう。
予告通り、今日は上がらなかった。
昨日はあれ程簡単にトップアウトできたのに、
今日は、テイクオフ(離陸)場から
僅か100m上昇するだけで、四苦八苦だ。
かといって、
そこそこの実力があれば降りてしまうわけでもないので、
前山はグライダーが溜まって、大混雑状態になった。
朝のミーティングでは、塾生にもう一つ注意事項を与えた。
それは、 “ 接触事故 ” に気を付ける事だ。今日の危険は、
“ 自然 ” ではなくて “ 人 ” であると伝えた。
そして、これも予告通り、接触事故が
起きては欲しくないのに、起こってしまった。
パイロットは塾生ではなかったが、私の知人で、
大怪我をして、入院する羽目になった。
スタッフが事故の対処をしている間は、
人手が足りなくなってしまうので、
足りなくなったスタッフの分を川地がフォローした。
既に飛んでいた塾生の内、抜け出せたのは僅かに2名。
全体で見ても20名は居ないだろう。
それ程の激戦だったのだ。
そして、勝組になった一人は、
昨日、唯一の一人負組になってしまったパイロットだった。
これも、予測通りとなった。
ここで、少しだけ塾の宣伝をすると、
実は昨日ぶっ飛んだその方を “ タンデム川地塾 ” したのだ。
2時間以上という約束付きのタンデムしながら、
旋回方法や目の付け所、コース取りなどを教えたのだ。
その方が驚いていたのは、旋回半径の小ささだった。
タンデム機なのに、自分の旋回より小さいと驚いていた。
その甲斐あって、今日の旋回はとても小さく、
他のグライダーを尻目に抜けていく事に成功したのだ。
明日は、天候が悪く、フライト確立は良くて30%!
多分昼から雨だろうと言う事で、体験会は本日で終了した。
殆どの方が、入塾してくださったので、
冬の朝霧は賑やかになるだろう!! (^_^)v