二度手間 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設> 晴れ

朝起きると、まずは “ ころころの木 ” と言うのが、最近の日課だ。

しかし、昨日の新しい玩具が気に入ったのか?

テーブルの上においてある “ コロコロあいうえお ” に

必死に手を伸ばして、降ろそうとしている。


仕方なくそれを取ってあげた。


車型ブロックの底面には、バーコードが貼ってあり、

本体の中を走っている時に機械が読み取り、

発音してくれるという、ハイテク玩具であることが判明した。


『 おはよう! 』 と書かれたブロックがあったので、

試してみると、確かに 「 おはよう! 」 と発声した。

ショウは大喜びだ!


で、自分でやるかというと、パパやってと甘えてくる。 (ーー;)

まあ、最初は仕方ないかと思い、

パパがいろいろなブロックを入れて上げたら大喜びしていた。



いつまでも遊んでいられないので、

程ほどにして、ご飯を食べ、療育施設へ向かった。


一限目のPT訓練の後、

パパはショウの書類を提出するために市役所へ行った。

で、ここで少し文句を言った。


何故なら、先週似た様な書類(勿論、違う用件だが)を

同じ 『 障害福祉課 』 に提出したばかりだったからだ。

一ヶ月の内に何回市役所に足を運ばなければならないのか?


違う課ならいざ知らず、同じ課なのに

何故、一緒に発送できないのか?


行政の言い訳として、

必ずしも両方の書類が必要な方ばかりではなく、

また、担当が違うので・・・。


同じ課なのに、会議とかしないのだろうか?

打ち合わせをして、締切期日を同一の日にできないのだろうか?



更に、呆れた返答が帰ってきた。

「 何度も足を運んで頂かなくてもよい様に

  郵送と言う方法でも構いません。 」


ショウの場合は私が居るから良いが、

障害を持った人に二度も郵便ポストが有る所に行かせる気なのか?

更に、手が不自由な方だったらあて先を書くことだって大変だろう。


他の課と違い、少しでも障害者の負担を軽くする事が

『 障害福祉課 』 に課せられた役割ではないのだろうか?

珍しく憤慨して帰宅した。



ショウを迎えに行くと、とても、元気にしていた。

おにぎりは全て食べたようだが、豆腐が残されていた。

先生は何とか交互に上げたらしいが、

おにぎりだけ大きな口でパクついて、

その他は小さな口しか開かなかったようだ。 (ーー;)


先生からその話を聞いている時に、オシッコ出ちゃう合図をした。

急いでトイレに連れて行くと、確かにオシッコをした。

最近のショウは、ハッキリとオシッコサインをする。

何か(ビデオや玩具)に夢中になっていなければ・・・。 (^^♪




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