年頃の娘 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 雨

あちらこちらを豪雨が襲っている。

やはり、最近の天気はどこかおかしい。



たまたま雨が小降りになったチャンスに保育園へ送り届けた。

お昼には、勿論 “ ライスボール (おにぎり) ” を握って持たせた。

やはり全て食べたらしい。

この調子なら毎日 “ おにぎりに ” しよう!



今日は、中国地区の川地塾のために夜に出発する。

ワイフが定時に切り上げて帰って来てもらい、

駅でピックアップして、そのまま食事をして、

私は高速夜行バスに乗るのだ。



ショウを迎えに行く寸前に、ワイフから姪が遊びに来るので、

駅で拾って上げてとメールが入ったので、

保育園でショウを乗せた後、駅に向かった。

姪はワイフのお姉さんの娘で、今年から高校生だ。


ワイフは小さい時から可愛がっていたし、

川地もたまに遊んであげたことがある。

最近でも、ワイフはチョクチョク会っていたようだが、

私は会う機会もぐっと減って、たまに何かの行事で会うぐらいだった。



駅に行くと少し探してしまった。


何故なら、知らぬ間に姪がとても大人びていたからだ。

私の記憶の中で、姪は小さくてチョロチョロしていた

小学生の頃のイメージが色濃く残っていて、

ついつい改札口から出てくる子供を目で追ってしまったからだ。


更に、最近はメガネをするようになったらしく、

それが、よりいっそう大人っぽくしていたのかもしれない。

姪は、世に言う “ メガネっ娘 ” の雰囲気を出していた。



さて、姪のAちゃんを車に乗せて、

ワイフと落ち合う隣町の駅へ向かったが、直ぐに困ったことになった。

ワイフが乗っていれば、女同士で勝手に会話に花を咲かせるだろうが、

今日は、まだ、乗っていない。


何も話さないのも変だから、会話をしようと思うが、

『 何を話したら良いのか分からない!? (^^;ゞ 』

共通の話題を見つける事ができないで苦心した。


年頃の娘を持つお父さんが、

久しぶりに二人っきりでドライブに出かけた時に、

こんな気分になるのかな・・・などと思いながら、

勝手に “ にわか親父 ” の気分を味わった。



さて、ワイフを無事にピックアップして、

いつもの “ すしろう ” へ向かっていると、

ギョウザ萬金 ” の事を思い出し、急遽、そこで食べる事にした。


餃子専門店なのだが、ショウが食べれる水餃子が有る。

ただ、中華料理店特有の騒がしい感じで、

店員のお姉さんが、元気よく「いらっしゃいませ!」と叫んでいるし、

厨房から中華鍋をガシャガシャと音をたてているのが聞こえる。

店の雰囲気は如何にも、ショウが苦手とするものだった。


私は、二階を考えたが、ワイフは一階で食べる事に拘った。

やはり、ショウは気が散って、いつもの1/3しか食べなかった。

とても美味しい餃子なのに・・・。