<お仕事> のち
先日の夜は、XCの話題で大いに盛り上がった。
しかし、朝食時のメンバーの顔は曇っていた。
そして、空も・・・。
昨晩の天気予報とは裏腹に、
朝から低い雲が八郷盆地だけでなく、
関東平野を覆っていたからだ。
しかし、東京や千葉は、朝方こそ曇っていたが、
現在は快晴で、晴れ間は北上しているという、
良い情報も入っていた。
昨日同様に、
テイクオフ(離陸)場でブリーフィングを行うことにして、
送迎車に乗り込んだ。
昨日のFB(フィードバック)や本日のアドバイスや
ポイントの説明を行い、質問を受け付けた。
全員のモチベーションが下がっていたので、檄を飛ばした。
そうこうしていると日差しが地上に届きだした。
しかし、塾生の腰が重い。
先程まで曇っていたことで、ぶっ飛びを恐れ、
フライトすることを躊躇しているようだ。
しかし、現実には、先程テイクオフしたスクール生が
たどたどしい旋回でトップアウトしているのだ。
空を良く見て欲しかった。
川地は一時間程空中で待ったが、
一緒にXCに出れたのは、4名だった。
今回はたまたま、XCに出たエディーが合流した。
彼とは、海外ツアーをよく一緒に組んでおり、
阿吽の呼吸で連携ができるので、
お客様のサポートがし易かった。
その内、2名は早い段階で離脱してしまった。
そして、もう一人は50号線を超えた所で・・・。
生き残ったKさん、実は昨年のスロベニアツアーのお客様だった。
だから、我々が言わんとする事を暗黙の内に理解して頂けたので、
よりサポートがし易かった。
そうでなければ、雲底高度が1100mしかないコンディションで、
40km以上のXCに連れて行くことは、非常に難しい。
様々な幸運が重なり、長距離を飛ぶことができた。
また、茂木上空に居ながら、足尾上空の把握もできたので、
リフライトで飛んだグループにもアドバイスを送ることができた。
セカンドグループも50号線を越えた所まで、飛ぶことができた。
日曜日ということや東北から参加して頂いている方も居たので、
私の帰着を待たずして解散して頂いた。
レクチャーは次回へのお預けとなった。
一部は、メールや掲示板を使用して行う予定である。