クラス懇談会 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<療育施設> 晴れ

今日は、午前中だけ療育で、午後はクラス懇談会がある。

したがって、昼食は療育施設で翔と一緒に食べる事になる。

一旦は翔を預け帰宅したが、

1時間後には再び療育施設へ行くという慌しいスケジュールだ。


翔は、14時になるまでパパは来ないと思っているので、

12時前にパパが現れたら、

「 なんで、パパ来たの? 」 と、キョトンとしていた。


しばらくしてから、事情が飲み込めたのか?大騒ぎした。

ここは賑やかな保育園とは違い、落ち着いた雰囲気のクラスだから、

余りにはしゃぐので、クラスメイトがビックリしていた。


勿論、ご飯は、パクパク、残さず食べた。

そして、食後にはウンチもした。

とにかく上機嫌だった。



さて、12時半からは、 “ クラス懇談会 ” だ。

クラスの親が一堂に会して、子供達は他の部屋で保育される。

早いもので、今年で3年目なるから、川地(男性は私だけ)が、

新しく入園したクラスメイトの母親からの質問を受ける側になった。


どのお母さん方も、我が子の障害に不安を隠しきれない。

障害を受け入れることが出来ず、

まだ、ユニーク(個性)として認識できないでいる。

無論、数年前は我々も同様だったに違いない。


どんなに検査をして、

脳障害が起きている原因をつきとめたとしても、

“ 原因究明 ” と “ 治療 ” は、別物で、

脳障害は病気ではないので治療ができないのだ。


では、望みはないのか?


いやそんな事はない。

リハビリや訓練によって、今より改善できる。

ただそれの度合いをどう思うかには、個人差があるようだ。


川地は楽観的なので、

些細な事が一つ出来るようになっただけでも、

凄いと驚き、喜ぶのだが・・・。



さて、病院の話題になった時、

転院した大学病院の翔の担当医が、

お母様方の間では、 “ 不人気 ” だという事が分かった。

私達夫婦にとっては、比較的好印象なのだが?



どうやら、

単刀直入にズバズバ言う所が反感を買っているようだ。


親としては、少しでも不安を解消しようという気持ちから、

いろいろ相談や質問し、解答やアドバイスが欲しいのだが、

「親身になって相談に乗ってくれない」

という評価になってしまうようだ。



その辺は、川地とワイフの性格かもしれないが、

歯に衣着せたようなコメントや

詳しくもないのに知ったかのようなアドバイスなら不必要。

“ 気休め ” や “ なぐさめ ” より、治療が大事!!


長年の経験でそれが分かったので、病院に期待しなくなり、

病院は病気を治療するところと割り切るようになったので、

気にもならなかった。


だから、以前にも書いたが、チームワークが良いと感じたので、

安心して転院する事にしたのだ。以前の大学病院の様に、

担当医が良くても、連携プレーが出来ていなければ、

担当医が不在だと何も出来ない。

それでは、とても安心して任せられない。



まあ、障害とは長い付き合いになるので、

心のケアーという観点からすると、

先生に合う合わないも大事なのかもしれないが・・・。 (ーー;)



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