シチューの器 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

昨日もそうだったが、

朝起きてから30分もしないうちにウンチをもらしてしまった。

ピーピーではなく、それなりの硬さだ。

お腹の調子がまだ悪いのか、

それともチビリ癖がついてしまったのか? (^_^;)


でも、食欲はしっかりあるし、元気も良い。 ヘ(゚∀゚*)ノ

翔の大好物の一つが “ シチュー ” だ。

勿論、言葉も通じる。

「 シチューだよ! 」 と言うと、大はしゃぎだ。

あれだけ大喜びすれば、ワイフも作り甲斐があるだろう。


そして、今日の夕食は正にそれだった。


しかし、大好き故に、また、翔の目覚しい進歩により、

最近は少し困った状況になっている。

他のおかずを食べないのだ。シチューだけをよこせと言う。 (;^_^A



そこで、シチューの入った器を隠しておくことにした。

ところが、以前はパパとママが食べていても平気だったが、

最近はシチューが分かるので、とっても不機嫌になる。

「 何故ボクには、シチューがないんだ!! 」 と怒り心頭だ。


それでも、空腹には勝てず、

勿論美味しいので、仕方なく与えられた物をたべる。

殆ど食べ終わった時に、シチューの入った器を見せた。


翔は、自分用の “ スープの器 ” を覚えている。

器が運ばれてきたのも憶えている。

そして、その中身が “ シチュー ” であろう事も想像できる。


だから、器を見せただけで、表情が急変した。 ヽ(゚◇゚ )ノ

ワイフが、器の蓋を少しだけ開けて、

隙間から中を見せると、大笑いした。  о(ж>▽<)y ☆

そして、笑いが止まらなくなって、果てしなく笑った。