オーストラリアツアーへGO!! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<オーストラリア 出発> 晴れ
今日は、東京でワイフが研修を受ける事になっている。
出発前に翔の子守をしていては、間に合わない。
そこで、ワイフの両親が翔の子守をするために来てくれた。


綾瀬市にあるショッピングモールへ翔を連れ出してくれた。
体調が良くなったとはいえ、いや良くなったからこそ、
ビデオが見れない時の翔のかんしゃくが激しいからだ。


両親のお陰で、様々な雑用を終える事が出来た。
本当はやらなければならない大きな仕事が、
2つも有るのだが・・・、それを終えるにはとても時間が無い。
帰国してからとなった。


16時にワイフが帰宅するのと入れ替わりに、家を出た。
駅まで送ってもらい、ワイフと翔に別れを告げた。
私がバイバイをすると、最近の翔は手を上げる。
(横に振る事はできないが・・・) (^O^)/~~~ ヽ(^o^)


空港には予定よりも随分早く到着した。
軽く食事をして、集合場所に向かった。
チェックイン、特に預け荷物も問題なく終わった。


飛行機はほぼ満席で、通路側を希望したがもう無かった。
全員がバラバラの席になったが、
Wさん親子は隣り合わせになったので良かった。
定刻通りに、搭乗が開始され、全員が乗り込み終えた。


川地が乗る込む前にワイフの携帯に電話をしたら、翔が出た。
電話の向こうで、笑いながら何か騒いでいる。


「じゃぁね!ショウくん!! バァイバ~イ!!」
「良い子で居るんだぞ! ママを困らせないようにねっ!!」
少し間をおいて、小さな声で、


「ぅあ~い」と答えた。
偶然か!?  オオッ------(@ロ@)------!!


ワイフに促されて、答える事は今までに数回あったが、
自分からジャストタイミングで答えたのは初めてだった。
「よし!良い子だ! じゃぁね!ショウくん!!」


その後少しワイフと話して電話を終えた。
ハッピーな気分で日本を出発する事ができた。