東北川地塾 第四回 何とか飛べた | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

AXIS Japan のエディと東北に行く事になった。
前日の内に彼の新居に行き、
朝4:30に起床して5:00には彼の家を出た。
途中、少しだけ遠回りをしたが、9:00にはショップに到着した。


今日は、午後から風が良くなるはずなので、それまで座学をした。
これまでのおさらいとメンタルトレーニングにまつわる話である。


東北は飛べない事が多かったので、
川地の殆ど全ての持ちネタは、既に話し切っている。
しかし、すべき事は沢山用意してある。(内容は企業秘密である)


午後からは、フライトできた。
最高のコンディションとは言えなかったが、

これまで飛べない事が多かっただけに、一安心だ。



夜は、温泉の後、ささやかな宴会をおこなった。

3年間、根気強く通って、トレーニングを続けた方々でした。

まだまだ、教えたい事は沢山あるし、

一番残念なのは、川地塾の最大の売りである

『 空中誘導 』 が存分に出来なかった事である。


実践も大事だが、基礎知識も重要というのが、川地の持論だが、

天候に恵まれず、座学に偏ってしまった事は、

パラ業界なら理解してもらえるが・・・、

それでも、塾生のモチベーションが下がった事は間違いない。



このスポーツで食べていく事が如何に大変なことか

思い知らされた3年間だった。

東北でアキュラシーが流行るのが分かるような気もした。


逆に言えば、東北で成功したやり方をすれば、

全国的に成功できるのではないだろうか? と思う。

今後の私の課題と言えるだろう。