大人一人前、お召し上がり!! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<大学病院> くもり

朝早く、ワイフと一緒に家を出た。

車には乗らず、駅に向かって進んでいる。

翔はいつもと違う展開に戸惑っているようだ。


ホームを降りたら、丁度、急行電車がホームに入ってきた。

本当は車椅子スペースに乗りたかったのだが、

私一人ですら乗り込むのは無理な状況だ。

ワイフに手伝ってもらい、余裕がある他のドアへ

翔が乗ったままのバギーを押し込んだ。


余りの人の多さに、翔の目は点になっていた。 (@_@;)



人の壁で視界が遮られ、息が詰まりそうな状況に

ぐずるかと思ったが、意外にも翔は良い子にしていた。

乗り込んだ直ぐ側に居た可愛い女子大生風のお姉さんが、

翔に場所を譲ってくれたお陰で、

ドアの窓から外が少し見えたからかもしれない。


それでも、30分もすると少し飽きてきたのか? ぐずりだしたが、

MP3プレーヤーを耳に当てて、童謡を聞かせると、ニコニコ顔になった。


病院には、診察予約時間、丁度に到着した。

今日は精密検査が無いので、

経過報告と脳波検査の予約だけだったので早かった。



この 『 脳波検査の予約 』 と言うのが曲者だ。

担当医でなければ、予約を入れる事が出ないのだ。

つまり、予約を入れるためにわざわざ診察を受け、

別の日に改めて病院へ行くのである。


つい最近に翔が変な様子を見せたので、

出来るだけ早く脳波を調べて欲しいのに!?

何とも融通が聞かない規則である。

結局、11月に検査診察する事になった。


緊急を要するものだったらどうするのだろか?



という訳で、大した事もしないので、

お昼過ぎには海老名駅に到着した。

駅ビルでお昼を食べる事にした。


ポムの木(オムライスの店) で食事をしたのだが、

お得なランチセットは川地にして充分な量があったので、

それを頼んで、翔に少し上げれば良いと考えた。

しかし、それは間違っていた。

なんと、翔はそれを2/3以上、いやほとんど食べてしまったのだ。

(サラダボールは除く)


オムライス
カメラ 2007/10/11 大人一人前のプレート

これには、川地も慌てた。

仕方なく、別のランチを追加オーダーした。

ウェイトレスのお姉さんは、 「 すごく食べるお客さんだな・・・!? 」

といった表情で、注文を取って去っていった。

(あの~、私が全部食べたのではないのですけど・・・。(;´▽`A`` )




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