フライトと人の輪 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<フライト> 晴れ

ここ中部地区は、以前川地塾を開催していた。

しかし、他の地区とは対照的に、最初から申し込み人数が少なく、

更に、初年度がすこぶる天気に恵まれなかったことで、

人数が定員割れしてしまい、休校を余儀なくされた。


原因はいくつも考えられるが、

そんなことよりも、新規のお客様の発掘が急務である。

しかし、冷え込んだこの業界で新規のお客様を

獲得する事は容易なことではない。



まあ、難しい事は抜きにして、二ツ森エリアでフライトした。

昔、ツアーに参加して頂いたお客様にも会うことができた。

遠路はるばる岡山から来ていた塾生とも再会し、

その友人ともお知り合いになれた。


これらを全て、営業活動として考えたら、人間味の無い

とてもつまらない物になってしまうだろう。

様々な人と出会い、言葉を交わすことで、輪が広がる。

そして、その中で川地自身もまた助けられ、成長していく。


川地はまだまだ多くの人と出会い、進歩することが必要だ。



フライトは午前中で終了した。

午後からは西風が強くなり、風が荒れてきたからだ。

ランディング(着陸)して、一息ついた所に実家の車が到着した。

ワイフと翔を乗せてきてくれたのだ。


これから、長野県白馬方面へ向かう。

お盆休みを利用して大勢の塾生が集まっているらしい。

あっ、川地が声を掛けたわけではない。

自然発生的に同じ場所に行くことになったようだ。



夕方に木崎湖に到着した。

マヌーバトレーニング&フリーフライトに大勢の塾生が集まっていると

いう情報を入手したからだ。

確かに現役塾生やOB塾生が大勢いた。


全国に塾生が居るため、塾生同士が分からないので、

Tシャツとか帽子を作ったらどうか?という意見が出た。

実は以前からそういう声を良く聞いたいたが、

残念ながら川地はそちらの方面の才能はない。

誰か作ってくれる人は居ないだろうか?

ワイフと子供は手配して頂いた民宿に残して、ショップに行って話をした。

様々な意見交換が出来た。

新たなビジネスのアイディアも頂いた。


夜中まで話は盛り上がったが、切が無いので強制連行されて、

民宿に送り届けられた。  (^^ゞ