知能検査 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園->児童相談所> 晴れ

夜行バスで鮨詰めになってぐっすり眠ることも出来ず

ヘロヘロになって帰ってきたパパとは対照的に、

いつもの様に元気に出かけて行った翔だった。


今日は、保育園を早退し、知能検査を受けに児童相談所へ行った。

いつものより早い “ 翔くんパパ ” の登場に翔だけでなく、

クラスメイトも騒然。


大勢の笑顔のお見送りの中に、一人だけ目をウルウルさせた子が居た。

Sちゃんである。


午後から翔と遊ぼうと思っていたのに、予定が狂ってしまったからなのか?

その顔は今までに見たことの無いような表情だった。

一生懸命、涙を堪えている様に見えたのは思い過ごしだったのだろうか?



さて、知能検査はというと、最初はチョ~警戒していて、

テストにならなかったが、時間が経つに連れて慣れてきて、

検査官の言うことを少し聞くようになってくれた。

時間がかかったせいもあって、結果は後日ということになった。


検査官のプチ評価は、

「前より少し出来ることが増えましたね! 」 だった。 (-""-;)