警戒心 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 雨 時々 くもり

九州や四国では、雪が降ったようだ。

今日は朝から寒い。

だから、翔もブ~ブ~文句を言っている。

(だからと言って、どうしようもないのだが・・・ (~_~;) )


体調も良くて、絶好調! 食欲も満点! そして、ハイテンション!!

エレベーターが大好きなのは分かるが、

乗り場や中で大声を出して騒ぐのはやめてほしい。


「 静かにしなさい!! 」 と言うと、面白がって益々大きな声を出す。

困った顔を見るのが楽しいようだ。



保育園に到着して、翔の担当をしているM先生が朝の挨拶にきたら、

怪訝そうで、怖い顔をしている。

丁度、回転寿司の 『 くら寿司 』 の店員を見る様な目付きだ。

(翔は何処の 『 くら寿司 』 でも、何故かお気に召さない。)


どうやら、先週、園庭で遊んでいる時に車椅子が倒れて、

怖い思いをした出来事を覚えていて、警戒しているようだ。


以前にも、川地の弟が野球観戦中に大声を出した事で

恐怖を覚え、それ以降、弟を警戒するようになってしまった。

良く見ると、その時の表情によく似ている。

翔は、そういう出来事に関する記憶力は、とても良いのだ。

この最初のつまづきは尾を引きそうである。


因みに、今日は副担当の先生が翔に付く日だったので、

翔は給食も良く食べて、ご機嫌だった様だ。



川地は、山のように溜まったメールの処理に一日を費やしてしまった。