<お仕事> 時々
本当は今週末がXCキャンプなのだが、
日曜日はどう転んでも飛べそうにない。
そこで、こんなことも有ろうかと、あえて予定を入れていなかった
“ 春分の日 ” の今日、フライトする事にした。
折りしも、先週末から、水曜日が良いコンディションになる事が
予想できていて、その通りになった。
風向きは、一日でぐるりと一周回る予報だ。
北 → 北西 → 西 → 南西 → 南東 → 北東
こういう日は、XCに出ても、それほど距離は伸びない。
むしろ、 『 八郷一周 (約48km) 』 ができるコンディションだ。
まさに、XCトレーニングには持って来いだ。
朝9時には、お隣のCOOから出た機体が
既にトップアウトをして、移動を開始している。
予想通り、気温減率も非常に良いようだ。
こういう日は、午前中の早い段階からグランドサーマルも出る。
最初たくさん飛んでいた塾生もパイロンをクリアーする度に
人数が減って行って、最後には川地独りになった。
それでも 『 有言実行!』 、 『 八郷一周 』 を成功させた。
今回、最後まで飛び続けたのも、
先週末の広島でアウト&リターンをして見せたのも、
何も川地の腕を見せ付けるためではない。
多くの塾生がその日のコンディションの可能性を
低く見積もって、飛ぼうとしていることが多いのだ。
はなから駄目だろうと思って望んでいるので、
可能性を探ったりはしないし、チャレンジもしない。
結果的に消極的な動きになって、良いフライトもできないのである。
良いパイロット、上達するパイロット、一流のパイロットは、
日が暮れるまで、可能性を信じているものだ。
あなたは、どちらですか?
今日は多くのデータを収集する事ができた。
これで、日曜日の講習は題材に事欠かないだろう。