スムーズな一日 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<大学病院->療育施設> くもり 時々 晴れ

今日は東京まで行かなければならないので、

朝早く起こすつもりだったら、オシッコがしたくて自分から起きた。

服を着替えさせ、マッサージをしたら弁当を持って、直ぐに出発だ。


東京に向かっている最中のお腹が減ってきた頃に、

運転途中で信号に止まる度にミルクや蒸しパンを与える。

保育園に行く時の様に時間にせかされることもないので、

ゆっくりと食べさせることができた。


普段は、車の中では食べたり、飲んだりしたがらないが、

咽や胃の調子が良くなってきた翔は、

機嫌も良くなってパクパク食べていた。



大学病院は相変わらず駐車場入口から渋滞していたが、

先に診察券を出して車に戻り、

駐車場に入る前に翔のオムツを交換し終えると、

入る順番が来た。


待合室に行くと次の人を呼ぶ音がした。

液晶モニターを見ると翔の“番号”だ!

正に丁度呼ばれたようだ。


前回の検査結果や今後の翔の手術の可能性など様々な話をした。

機嫌の良かった翔も流石に最後はぐずりだした。

それでも、「話が終わったから、帰ろう!」というとニコニコ顔になった。


帰る前に簡単な身体測定をしたら、

身長も体重も急に大きくなっていた。

以前は母子手帳のグラフで分布の下限ギリギリにマークしていたが、

今回はど真ん中になった。

通りで、最近服が小さくなった様な気がしたり、

抱っこが大変になったわけだ。 (^_^;)



帰り道も行きと同様にそれ程渋滞はしていなかった。

12時過ぎには療育施設に到着したので、控え室で昼食をとり、

訓練が始まる14時までゆっくりする事が出来た。


心理相談は殆どの時間がお遊びで、

次から次へのと新しい玩具が出してもらえて遊んでもらえるので、

翔にとって夢のような時間だ。 o(〃^▽^〃)o


翔は東京からの帰りに車内で昼寝をしたが、流石につかれたのか?

帰宅してからも昼寝をさせたら、夕飯までグッスリ寝た。

 (@ ̄ρ ̄@)zzzz



今日は忙しい一日の割には、

殆どがスムーズに運んだ珍しい一日だった。