<お仕事> ところにより
土曜日が完全に雨だったので、来週も朝霧で開催する事にした。
雨は朝方まで降っていたので、地面がかなり濡れていて、
良好なサーマルは望めないだろうし、
雲底も低くなって、飛べるかどうか微妙なところだろう。
また、飛んでいる下から雲が湧いてくることもある。
寒冷前線が通過したわけでなく、
日本列島南岸を低気圧が通過した事による雨だったので、
晴れ間が広がっても、急な突風が吹く恐れは無いが、
やはり、充分注意を払わなければならない。
勝負は雲が無くなる一瞬だろうと予想して、
タイミングを見て、何時でも良い時に出てもらうために、
二年生を先に行かせた。
一年生は前回充分な説明が出来なかったことと、
今回から参加された方もいるので、もう一度同じ説明をする事にした。
何処の地区でも同じだが、毎回同じ事を言っているにも拘らず、
間違えて覚えていたり、忘れていたりする。
30分程遅れて、一年生を連れてエリアに向かった。
もう飛べる状態だが、テイクオフ前に雲が湧いている。
それでも、徐々に少なくなり、飛べるようになって来た。
二年生はもう当の昔に準備が終わっているにも拘らず、
なかなか飛ぼうとしない。
このタイミングを逃したら、次はどうなるか分からないのに・・・。
二年生のテーマは、サーマルの乗り継ぎ、コース取りである。
しかし、このコンディションとタイミングを読めないようでは・・・、
まだまだと言わざるを得ない。
日頃から、今日のようなしょぼいコンディションでも、
自然のリズム、風の呼吸、雲の流れ。
それらを読まずして、飛んでいて読める訳がない。
それを読む事ができるように、先に行かせたのに・・・。 (^_^;)
川地が今がチャンスと思ったタイミングで
隣のエリアから 『 上手いパイロット 』 テイクオフ(離陸)した。
私の知り合いのHさんである。30分程ソアリングしていた。
その後、低く雲が垂れ込め、エリアはクローズ。
幸いにも13:30頃から再び雲が無くなったので、
どうしても飛びたい人がテイクオフ(離陸)に上がった。
しかし、もうぶっ飛びしかないだろう。
それ程飛びたいのであれば、先程飛べば良かったのに・・・。 (^_^;)
これでは、サーマルのタイミングを読む事など到底出来ない。
何故か?
それは、全ての行動が自分の欲求に支配され、
自然の鼓動を感じていないからだ。
さて、どうしたものかな? (^^ゞ