今日は、覆乳盆に返らず | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園->大学病院> くもり

保育園の昼食が終わった頃に迎えに行った。

大学病院へ行って目の定期健診をするためだ。


翔は入り口とは反対方向を向いていて、

パパが迎えに来た事に気付いていなかったので、

こっそり近付いて、「ワッ!!」と驚かした。


Σ(゚д゚;) ヽ(゜▽、゜)ノ


一瞬何が起きたのか分からないようだったが、

直ぐに我に返り、喜んでいた。



さて、いつものなら昼食の後はお昼寝の時間なので、

車のシートを倒して、寝せれば、10分で眠ってしまうはずである。

が、しかし、今日は何故か眠らない。

何だか興奮して、ハイテンションになって、

昼寝どころか、笑い転がっている。


あまりに暴れるので、足元に置いた鞄を蹴飛ばして落としてしまった。

その鞄には着替えやオムツ以外に、

何と牛乳の入ったマグカップが入っているだ。

「あっ!ショウ、何て事を!!」


運転しているので、鞄を拾い起こす事も出来ない

信号で止まって拾い上げた時には、

助手席の床は牛乳色に染まっていた。


幸いにも床の上には新聞紙が広げてあったので、

マットが濡れる事は無かったが・・・、

床には、翔関係の物が色々あったので、

運転の合間に牛乳を拭き取るのは大変だった。


結局、大学病院まで寝なかった。

診察中になると流石に眠くなったのか、ウトウトしていた。



帰りは寝るなと思っていたら、全く寝ようとしない。

シートを起こせと怒り出す始末だ。

結局、またまた寝なかった。

ずっと、ぐずっていたので大変だった。


残っていた牛乳を与えたが、

「なぜこれだけなんだ!もっと欲しい!!」

と文句を言っていた。誰のせいで少なくなったんだ・・・。 ( ̄∩ ̄#


結局、翔は夜まで寝る事は無かった。

普通なら、夕食中に寝てしまったりするはずなのだが・・・。

体調崩さなければ良いけど・・・。

明日は、発表会だぞ・・・。