保育参観日 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

パパが久しぶりに帰ってきて

朝から翔は甘えん坊になっている。


ビデオが見たい!

ミルクはいらない!

ヨーグルトが食べたい!

わがまま言いたい放題だ。 \(*`∧´)/ Ha =´、`=)ゞ


何とか時間までに登園する事が出来た。

保育園に送り届けられても、パパがなかなか帰らないので、

なんか変だなぁ?といった顔をしている。


もしかしたら、今日は特別な日だと感づいていたのかも?

だから、朝からぐずっていたのか?


お芝居が始まっても、泣いたり,大声を出したり、

暴れたり、先生を困らせていた。

なにも父兄が大勢居る今日に限ってそんなに騒がなくてもいいのに。

翔に注がれる視線が気になる。


ヾ(。`Д´。)ノ (=◇=;)  (-_- i)(-ム-;)



こうなると先生があげる昼食は食べなくなる可能性が高いので、

30分ぐらい前から隠れて、見えない所からビデオ撮影をしていた。


ところが、翔はそんな事はお見通しだった。

スープを一口飲んだだけで、後は一切食べようとしない。


完全拒否だ!

食事をボイコットすれば、パパが出てくると分かっていたのだ。

先生から 『救援要請』 が出た。


パパと交代するなり、大きな口を開けて、まるで雛鳥の様だ。

困ったもんだ・・・。  o(〃^▽^〃)o (゜д゜;)


食事が終わったら、保育参観は終了だ。



この後、

今度はいつもの療育施設で父兄の 『勉強会』 があるので、

おにぎりをかじりながら、施設へ向かった。

子供が学童になった先輩ママさんからアドバイスをもらったり、

質問をする事が今日のテーマだ。

時差ボケが取れない状態で食事をして臨んだので、

ウトウトしてしまった。



更に、

夕方からは再び保育園でクラス懇談会があるので、

とんぼ返りで保育園に向かった。

もちろん翔には見つからないように建物に入った。

父兄の間では面白い質問や話題が話し合われたが、

共通していた事は、家と保育園では生活態度が随分違うという事だ。


嫌いな食べ物を保育園では食べたり、飲んだり、

家では見せない、“男らしさ”や“女らしさ”を見せたり、

親と先生が持っている子供のイメージがだいぶ違うようだ。


確かに、翔にもその傾向があるが・・・。