ギリギリセーフ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園>

高知県からは夜行バスで帰って来た。

6時55分に霞ヶ関に到着した。

ここから地下鉄千代田線に乗り、

代々木上原から小田急線に乗った。


妻がいつも通勤で降りる駅で降りた。

その駅まで、妻が自動車で翔を連れてくる。

そして、川地がその車を運転して保育園へ向かうという手はずだ。


しかし、少しでもバトンタッチの時間がずれると大変だ。

ワイフは会社に遅刻する事になるし・・・、

一応、プランB,Cまで用意していたが、使わなくてすんだ。


見知らぬ駅で車が止まった後、ママが運転席から降りて、

代わりに突然パパが現れたので、ビックリして大喜びし、

保育園に着くまで興奮していた。


先生の話では、どうやら一日中、ハイテンションだったらしい。

翔にとってもドキドキした一日だったのだろう。