川地塾in東北EX 第二回 1日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

天気予報は、はっきり言って悪い。

別に今週末に限ったわけでなく、今シーズンの東北、

特に仙台は天気が悪い日が多く、飛べていないようだ。


仙台駅に降り立つと圧迫感さえ感じられる程

低い雲底が空を埋め尽くしていた。

これは・・・。 ( ̄Д ̄;;


迎えに来て頂いたのは関東在住(以前は仙台に居た)の

M浦さん(塾生ではない)と言う方で、

川地と色違いの同じ車に乗っている。

今週末に開催される、草大会(政宗リーグ)に

合わせて仙台に来られたそうだ。



それにしても、海に近い平野部にある市街地でこの状態では、

標高の高い泉ヶ岳は・・・!? と思いきや、

なんとエリア付近だけは雲底が高くなっていて、

テイクオフ(離陸)場までくっきり見えて、薄日まで射している。

摩訶不思議である。


そして、飛べてしまった。

長時間という訳ではないが、30分~1時間程飛んでいられる。

しかも雲の軽い吸い上げなので、

全く荒れておらず、怖がる要素など何もない。

緊張するとすれば、ランディング(着陸)場に設置された

ターゲット(標的)を狙う時だけだろう。


コンディションは上述した通りなので、

塾で予定していた課題はテーマとしては相応しくないので、

急遽、持っていったDVカメラでランディング(着陸)の模様を

撮影して、後でアドバイスする事にした。


ターゲット(標的)を設置して狙ってみて始めて分かったが、

皆さん以外に精度が悪いのである。

“狙えていて”外すのでなく、“運”任せなのである。

10本飛んだ内、1回踏めたらラッキーみたいな・・・。 !(´Д`;)


これではいけないと夜はビデオを見ながら

フィードバックをおこない、狙うイメージを教えた。

明日が楽しみだ。 ('-^*)/