翔の進歩24 お気に入りの絵本 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園>

千歳空港で一晩を明かし、お昼前に何とか帰宅する事ができた。

しかし、満足のいく睡眠を取っていないので、頭の大半が眠っている。

それでも、何とか後片付けをして、自転車で翔を迎えに行った。


翔は元気で居た。

少し鼻水をすすっているが・・・、酷くはない。 (~_~;)

以外に大人しく、いや、少し楽しそうに荷台に座っていた。

左右に揺れたり、風が顔に当たるのが心地よいようだ。


家に帰ると、早速お遊びしようと催促してきた。

しかし、川地は疲れがピークに達して

プレイルームでうたた寝してしまった。

その間も翔はパパの周りを這いずり回り、

いろんな玩具に手を出して遊んでいた。


いよいよ詰まらなくなったら、

パパの所にやって来て頭をポンポンと叩いた。

「遊ぼうよ!!」の催促である。 Zzz…n(*´?`*)ヾ(^▽^)o


少しだけ寝れたので、少しだけスッキリした。


ワイフが新たに借りてきた絵本と

継続で借りているポッチー(犬)の絵本をシャッフルして、

どれにするか翔に選ばせた。


実は同じ作者が書いた同種の本が混ざっているのである。

表紙には猫のミケが描かれている“いただきます”の絵本は、

若干の色使いと、猫といった特長を除けば、

ポッチー(犬)の絵本とソックリである。


しかし、翔はいとも容易くポッチーの絵本を選び出して、

私に手渡して、これを読んでというジェスチャーをした。

言葉こそ無かったが、その自然な行動をみていて、

驚かずには居られなかった。


驚くべき進歩である。 オオォォ-- ( ̄□ ̄;)!!