川地塾in中国EX 第二回 2日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

曇りの天気予報に反して、晴天だ! どう見ても、晴天だ!

集まって来た塾生は、皆、ニコニコの笑顔だ。

みんな、半ば諦めていたからだ。


土曜日から参加した組は、もう説明する事もないので早速フライト。

日曜日に参加した組は、簡単に説明をして、それからフライトしてもらった。


コンディションは良さげだが、何故か上がらず殆どの塾生が降って行った?

ステイできる人とできない人で明暗が分かれた。


テイクオフ(離陸)するタイミングもあったが、

サーマルがイメージできていない人や、

トレーニングの一環である“鈍感バリオ”の効果で、

バリオ依存症が酷い人程、冴えない飛びになっていた。


降りてしまった人は、慌てて二本目に挑戦した。

川地は少し前に離陸して、そのまま上げ切り、

そして、対岸の神の倉山に突っ込んだが、

吹き降ろしていて上げ直すどころか、

あっという間にランディング(着陸)場に降りてしまった。


二本目は約一時間程飛べて、後半は随分声が出るようになっていた。

その後風が強くなったのでフライトは中止した。

簡単にまとめとフィードバックのお話をして終了した。


全く駄目だと思っていたのに飛べたので、

皆さん満足して、帰路についたようだ。