川地塾in朝霧EA 第一回 2日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

まるで、夏のような低く垂れ込めた雲が不安を駆り立てた。

このようなコンディションでは“タンデム川地塾”も「延期」とせざるを得ない。

取りあえず、独りでフライトしてもらう事にした。


川地も一緒に飛ぶよりは、テイクオフ(離陸)場で

“無線アドバイス”をする方が良いと判断した。


このようなコンディションなので、塾生には朝のミーティングで

提案したトレーニング方法を実践してもらった。


12時近くになって、突如コンディションが好転し、晴れてきた。

塾生もドンドンとトップアウトして西富士に向かった。


ただし、今日は稜線上の上がりは渋かった。

なぜなら、昨晩降った雪が稜線上を白く染めていたため、

稜線上付近は冷蔵庫のように冷えていて、常昇成分など存在しないからだ。

今日も結局2時ごろまでは余裕で飛ぶ事が出来た。


タンデム川地塾 for I藤は開催したが、講習できるほどの

フライトではなかったので、来年リベンジする事にした。


川地塾EAコースの方は充分なトレーニングフライトを

する事ができたので成功だった。

皆さん、レベルが高いので今後の成長に期待が持てる。