規制改革会議と国家予算 | HAJIMEのひとりごと

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規制改革会議の第2次答申が決まった。混合診療は一部拡大で決着した。それ以外の医療関連の項目で目に付いたのが、医師の負担軽減策である。具体的には、薬の投与量の調整を医師の指示のもと、看護師に認めるという項目があった。自分も入院したときなどに経験しているが、点滴の調整は実際には看護師が行っている。規制改革と言っても、現状の追認に過ぎないな、という印象がある。


さらに問題なのは、「薬の調整」なのになぜ薬剤師が対象になっていないかということだ。まだまだ薬剤師が病棟でチーム医療に加わっているとは言えないのが実態ということだろうか。薬剤師団体は、恐らく規制改革会議の決定に異議を唱えるだろう。
それはそれとして、やはりいかに薬剤師が医療チームに入っていくか、考えることが先決だろう。「フィー(技術料)がつかないから、または低いからできない」と昔から主張してきているが、それはいつになっても解決しないだろう。前にも書いたが、診療報酬のフィーは、「医療費を削減する効果があるもの」にしか新規にはつかないと言っていい状況なのだ。せめてICUや化学療法のケースだけでも、薬剤師が必ず入ってチーム医療を行うことを義務付けできるよう、診療報酬の点数でなく、診療報酬の通則もしくは施設基準(人員基準)を改正してもらうよう働きかけるべきでないか。
「そんなことをしたら、うちの病院では薬剤師が足りない、できる薬剤師がいない」という病院は、少なくとも急性期の医療を行うに相応しくない病院ということになる。確かに病院薬剤師のなり手が少ないのも事実だが、人の問題をクリアしていくのは、やはり経営者の仕事であろう。


政府・与党が決定した来年度の国家予算だが、今までの財政構造改革路線から一歩も二歩も後退している。まだまだ水面下での族議員によるごり押しや、無駄遣いがあるのだろう。
来年度は83兆613億円が予算要求額だ。
「闇」(83)、「無意味」(613)という語呂合わせなら、かなり高級な洒落だと思うが・・・。