相次ぐインシデント | HAJIMEのひとりごと

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今朝のニュースサイトを見ると、昨日は複数の航空機関連のインシデントが起きていたようだ。
ひとつはまた中華航空。今まであまり聞いたことがない離陸でのオーバーラン。
asahi.comの画像 では、本当にぎりぎりのところで飛び立っている。


通常、オーバーランというのは着陸で起こることだ。離陸のオーバーランというのは、離陸滑走中にエンジンが止まるなどでなければまずは起こらないだろう。
佐賀空港で機体に亀裂が生じて修理していた、中華航空のB737-800が離陸の際に滑走路端のオーバーランゾーンまで行ってようやく離陸したという。機長側と副操縦士側の速度計に誤差が生じ、どっちが本当の速度かわからなかったようだ。速度がわからなければ、機首を引き起こし離陸する速度(VR)の判断もつかないはずだ。
長い間駐機している間に、速度を計るピトー管に何かが詰まったのだろうか?
出発前の整備でわからなかったのだろうか。


もうひとつは伊丹でANAのA320(松山からの448便)が、メインの滑走路(32L)でなく、短いほうの滑走路(32R)に着陸したというもの。32Lは3,000m、32Rは1,850mの滑走路長で、32Rはプロペラ機用だが、A320やMD87、CRJなど小型のジェット機も32Rを使用することがある。asahi.com記事では、関西空港の管制からは伊丹の32R着陸を指示されており、最終の伊丹管制段階で32R→32Lに変更になったということらしい。
着陸前には、管制から「All Nippon448、clear to land Runway32Left・・・」などと指示があり、パイロットもそれを管制官に復唱して伝えているはず。
復唱が違っていることに双方とも気づかなかったのだろう。32Rの端は、32Lから離陸する飛行機が通るので、もし下に飛行機がいれば危ないところだった(飛行機が下にいたら着陸をやり直していただろうが)。
何事もなくてよかったが、まさに「ヒヤリハット」という事例だ。


(追記)

時事通信の記事では、離陸待ちのJAL機がいたが、ANA機が32Rに降りてくるのを発見した、と報じている。