厚生労働省は、8日の中医協で06 年度の概算医療費がほぼ横ばいの32兆4千億円となったと報告した。
毎年3~4%伸びてきた医療費だが、3.16%の マイナス改定で自然増分が吸収された格好だ。
それでも高齢者医療費は伸び続けている。
高齢者医療制度を創設し、高齢者の医療費を抑制し、若人(といっても69歳以下の意)の診療報酬を少しでもプラスにすることができれば、と思う病院関係者の方も多いことだろう。
しかし高齢者の医療費を抑制すると、開業医にその影響が強く出ることは明白である。
高齢者の入院は病院、外来は開業医が影響を受けて痛み分け。在宅に点数をつけて意欲ある医療機関はそこで増収を得る、という図式に持っていくのではないか。
その外来医療費だが、大学病院が4%増加したという。
恐らくDPCの影響だろう。入院から外来へのシフトが進んでいるのだ。
再入院や外来シフトについても、今後なんらかのDPC上の措置がとられるかも知れない。