最近、TVを見る機会が減った。
番組がつまらないからだ。
NHKもあまり見なくなった。受信料はきちんと払っているにもかかわらずだ。
しかし、今夜はNHKの番組に見入った。
夜10時からの「プレミアム10」という番組だ。
今回のテーマは「わが愛しのキャンディーズ」
だ。
キャンディーズは、我々が中・高校時代の超人気グループ。
レコードもよく買っていた。
惜しまれながら引退したのが、1978年4月4日。
今夜の番組では、その解散コンサートの模様を公開した。
その解散コンサートに行きたかったが、地方の高校生だった私にはそれは叶わなかった。
しかし、78年の4月は高校2年から3年になるときの春休みで、予備校の春期講習に通うという名目で、たまたま秋田から単身、上京していたのである。
78年4月4日の夕方、御茶ノ水の予備校から足を伸ばし、水道橋に私は向かった。
向かったのは後楽園球場の場外である。
この日の夕方、キャンディーズの解散コンサートが開かれたのである。
ドームではなかった当時の後楽園球場の外にも、その熱気は伝わっていた。
それから28年8ヵ月後の今日、TVで解散コンサートが見られるとは夢にも思わなかった。
NHKは、よくこの「愛しのキャンディーズ」という番組をやってくれたものだ。
私にとって、今日は愛しのNHKである。
28年の時をワープする、感慨深いひとときだった。
最後の曲「つばさ」は感動ものだった!!
78年4月5日、キャンディーズの解散コンサートの余韻を胸に秘め、私は上野駅から夜行急行「津軽」の座席車で11時間掛けて秋田に帰ったのである。