もう今日は帰る日だ。6時にピックアップと言われていたが、バスがこない。
30分待ってもこないので、ガイドさんの携帯に電話する。nokiaの海外用レンタル携帯を持っていてよかった。
バスが遅れたのではなく、ガイドさんが我々に伝えた時間の間違い。
6:30過ぎにバスはきて、今日の担当の若いガイドさんは平謝りだった。
ガイドさんは馬さん。「ばあさん」と呼んで下さいという、若い女性ガイドさんだった。
台北国際機場へと高速道路を走る。
機場とは空港のことで「ジイチャン」と発音する。昨日乗った、高雄のタクシーの運転手さんから教わった。
出迎えにトラブルがあったが、このあとの対処が偉い。台北空港で我々が中華航空のチェックイン手続きを待つ間に、ガイドの馬さんがおわびにとお菓子を買ってきてくれたのだった。
上司の指示か、自分の判断かは不明だが、とっさに対応できたのは見事。
私も台湾の印象をよりよくすることができた。
本当に台湾は親日的、いいところである。
CI100便はB747-400(B-18210)だった。
これから登場する新世代のジャンボである747-8や、B787のボーイング社塗装と同じような塗装が施されていた。
この機材は「747DREAMLINER」とも呼ばれているらしい。
シートもリニューアルされており、行きのA330と同様のシートで、エコノミーでも背擦りが倒れると同時に、シートが前に出るもの。
しかも330と同じシートモニターが装着されていた。
ジャンボで個人モニター装着機に乗るのは初めて。
ほぼ定刻に離陸、今度は追い風を受けて1,100キロで巡航。
成田まで約2時間30分のフライトだった。
機内食はチキンの赤ワイン煮にパスタがメインだった。
今回感じたのは、やはり人。台湾の人は皆親切で、暖かかった。
MRTに乗ってもお年寄りにすぐ「博愛席」(シルバーシート)を譲っていた。車内で化粧する人や、座り込む若者もいなかった。
日本は壊れている、という感を新たにした。
このまま超高齢化社会へと突き進めば、どこかで破綻を来たすかもしれない。財政破綻よりも心の破綻が怖い。
いま学校を始め、世の中で起こる変な事件がその予兆でなければよいが。
そして我々も、日本以外でもできるビジネスを考えねばならない時期であることを感じた次第である。
台湾の鉄道は、昔から他国のいいとこどりというところがありそうだ。
今度の台湾高鉄(新幹線)もそうだ。
いいところをまねてますます発展していてくれればいいと思う。
もう一度、未乗の台湾鉄道路線に乗りに行きたい。
「台湾よ、再見!!」
