療養病床転換補助金2,000億円は妥当か? | HAJIMEのひとりごと

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7月17日の日経朝刊で、病院を介護施設などに転換するため、2000億円規模の公費支出が必要になる見通しであると報じている。

08年から5年間で毎年400億円、精神病床なども転換の対象にするという。



療養病床を持つ病院数は、今年4月末の厚生労働省医療施設動態調査によれば4,354施設となっている。病床数に関係なく、療養病床を持つ病院に公平に配分するとしたら1病院あたり1,000万円/年となる。


転換対象となるのが23万床とすると、17万円/床/年となる計算だ。5年間で約100万円である。



近年新築された療養病床を見ると、たいていは8㎡をクリアしている。10㎡以上ある療養病床を見たこともある。


老健へ転換する場合、廊下幅は恒久的に狭くてよいということだが、病床面積を8㎡にするなどのリフォーム費用として、100万円で足りるかどうかということになる。


有料老人ホームだと、建替えせずに転換するとなると、大幅に定員を削減しなければならなくなることは明らかであり、これでペイするかどうかは不透明だ。
建替えしないケースでは、老健が事実上唯一の選択肢になるのではないか。

いずれにしても、6.0㎡はもちろんのこと6.4㎡ぎりぎりの療養病床にとっては、厳しい判断が迫られることになるのではないだろうか。