後発品の本当の評価って? | HAJIMEのひとりごと

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先週の土曜日、ある皮膚科関連のフォーラムで講演した。
その後のセッションで抗真菌薬の後発品の評価について、ある大学病院の薬剤部の先生が発言していた。
崩壊試験や溶出試験で、先発品と同等の結果が得られた後発品は少ないということだった。
さらに薬剤の血中濃度を調べると、いずれも先発品のCmaxを下回っていた。溶出の遅れが血中濃度が上がらなかったことに影響しているのではないかというコメントだった。
いくつもある後発品のうち、ひどいのになると先発品の3割程度までしか血中濃度が上がっていないものもあった。
確かに後発品は薬価は安いのだが、これでは治療効果にも影響があるかもしれない。
治療効果が得られず、治療や投与期間が長引けば、結局医療費は増大する。
もう少し、血中濃度や、組織中濃度等の客観的なデータをとって公表する義務が、国にはあるのではないか。薬価と血中濃度が比例するようでは問題である。

私の講演内容は06年医療改革の方向性についてで、最近この演題での講演が増えつつあります。
来年は、診療報酬と介護報酬のダブル改定に、さらに第5次医療法改正も重なる可能性が出てきています。
そこでこの動向をどう紐解き、対応するかについて本を書いてみました。
「06年医療改革を先読みする50のヒント」がそれです。6月6日発刊予定です。ぜひお楽しみに。