28日の日経朝刊に、ANAのパイロットが乗務11時間前に飲酒したため、交代要員を秋田に送った時の顛末が書かれていた。まず、規定では乗務12時間前から飲酒禁止のはず。その規定に違反したため、交代要員を秋田に送ることになったわけだ。
交代要員を送ることを決定し、東京を出発したのが午前2時という。タクシーの手配ができず、2名のパイロットは車で秋田に向かったと報道されている。しかも副操縦士の操縦、いや運転で。
記事では高速道路を秋田までひた走り、7時半に秋田空港に着いたと言う。距離は550キロとのことだった。
そして定刻に8分遅れで秋田空港を7:58に出発、羽田に飛んだという。
この記事にはいくつかの点で驚かされた。
まず、よくまあ秋田まで自分の運転で車で行こうと思ったものだということ。タクシーの手配がつかなかったとあるが、途中で給油できるガソリンエンジンのタクシー(タクシーの多くはガス燃料車)が、深夜とはいえ都内に皆無と言うことはないだろう。
むしろ時間が逼迫していたため、自家用車で向かったものと推測できる。
羽田のANAのオペセン(乗員が出頭するオペレーションセンター)から秋田空港まで550キロを5時間半で走行したのだから、かなり飛ばしたことになる。実に平均時速100キロである。
私事で恐縮だが、以前船橋の自宅から軽井沢までの160キロを2時間で走破したことがあるが、かなりのハイペースだったように記憶している。
平均速度100キロということは、常時120~140キロ程度出していないと達成不可能だろう。給油も休憩もしないとしてである。
東北道から秋田自動車道を経由したと思うが、北上から先の秋田道は片側1車線の区間も多く、制限速度は70キロだ。
制限速度を守っていては、とても秋田まで5時間半で走破できないことは明らかだ。
明らかに相当長い区間を速度違反して走行したと推測される。
速度違反はいけないが、高速安定性に優れるaudiのA6あたりで突っ走ってみたいものだ。
つい飛行機の記事を目にすると自分なりに分析し、blogに書いてしまう。今回の件は、上記のようにいくつもの点で驚かされた。ANAもか、、、という感じだ。
乗務11時間前に飲酒していたパイロットと、徹夜で爆走したパイロット、選ぶとしたら私ならどっちのパイロットの操縦する飛行機に乗るだろうか。
もうひとつ心配になったこと。秋田空港に乗りつけたパイロットの自家用車はどうするのだろうか?
B767F(貨物専用機)に乗せて空輸したら面白いと思うが・・・。