弥勒寺跡を後にし池尻山、観音寺山に登り、円空館に行き、戻って弥勒寺東遺跡を紹介します。
池尻山は昔から登られていたと思われ、道もしっかりしていますが木に覆われ展望は望めず頂上には祠がありました。円空館は円空仏も多数展示され、年譜もあり、円空が生涯何をして、何を残したかがよく分かりました。
弥勒寺跡の東に隣接する弥勒寺東遺跡は弥勒寺跡史跡公園整備事業の一端として1995年から発掘調査が8次にわたり行われました。律令制下の武儀郡を治めた役所(郡衙)跡であることがわかりました。
文献に見る郡庁院、正倉院、館院等の郡衙を構成した施設が把握でき全国的に例のない遺跡として追加指定されました。郡衙が存在した奈良時代初頭から平安時代中頃、さらに中世の遺構が重なり合う複合遺跡だったことも分かってきました。
池尻山と観音寺山への道しるべ
池尻山の登山道を上がる
池尻山の頂上にあった祠
これは観音寺山の登山道
観音寺山の頂上。ここは見晴らしがいい。
観音寺山から見た弥勒寺官衛遺跡を見る
円空館へ
円空館 このあたりは弥勒寺西遺跡の一角になる。
弥勒寺東遺跡にあった正倉院の説明
このあたり一帯に弥勒寺東遺跡があった
近くの民家の終わりがげのロウバイ
近くの民家に咲いていた梅
民家の庭に咲いていた梅
畑の木に止まってホホジロ
円空館の池にいたカワセミ。円空館の係の人がカワセミはほとんど毎日見かけると言っていた。
今回で弥勒寺史跡公園を終わります。
身近なところに歴史的に非常に価値のある遺跡があることを再認識しました。
ご訪問頂きありがとうございました。